「今昔物語〜日本人はお祭り好き」
この夏、私は10数年ぶりに、「花火大会」を見ました。夏の夜空に舞う花火は、芸術的で、綺麗ですね。日本の花火製作技術は、世界に誇れるそうです。
しかしながらその花火製作の職人さんは、年々減ってきているそうで、後継者を育てるのに苦労しているという話をよく聞きます。私は綺麗な花火を見ながら、「こんな素敵な、世界に誇れる技術は、いつまでも大切にしてほしい」と思いました。
話がずれましたが、私はその「花火大会」で、改めて感じたことがあります。
それは、「日本人はお祭り好き」ということです。最近、若者を中心に冷めた物の見方をする人が多く、何かイベントがあっても、あまり積極的に参加しないという傾向にあります。だから「花火大会」と言っても、それほど興味のある人間はいないのでは?と思っていました。私自身も、たまたま居住地域でその花火大会が催されていたので、「見てみようか?」と思ったくらいで、遠隔地に住んでいたら、その為にわざわざ出かけようという気には、おそらくならなかったと思うのです。
ところが、そのイベント当日、私は夕方買い物に出かけようとしたら、ものすごい騒ぎになっていたのです。花火見物に少しでもいい席を、と繰り出した人、人、人、、、そしてそれを取り締まる警察で、ごったがえしていました。
普段はそれほど賑やかでないこの街に、いったいどこからこんなに人が来たのだろう!と驚くほどの人だかりでした。
この人だかりの中には、きっと隣接の市町村から来た人も多く存在するだろうな、と思いました。私は、花火を見る為に、わざわざ遠くからやってくる人達のそのエネルギーに敬服すらしてしまいました。
今も昔も、日本人は、お祭り好きなんですね。殺伐とした事件が多発する昨今、「花火大会」という一見派手な感じがして、実は素朴なイベントに、なんとなく惹かれる日本人の心意気。
その心意気に少しばかり安堵しました。でも、鑑賞マナーはあまり良くないですけど。
この話はまた別の機会に。