パソコンがモノクロだった頃

私が使い始めた頃のパソコンは、モノクロでした。
それで、テープレコーダーしか記憶装置がなくて、BASIC言語で”LOAD”、”SAVE”なんてやっていて、文字が並んだり、線を引いたりするものでした。
自分で買ったのは、シャープのポケットコンピュータで、2行しか表示画面がなくて、当然、漢字なんて夢物語のようでした。

それでも役に立ちましたよ。
入力、計算、出力が確実にできることが、そして限られた能力で精一杯のことをやる習慣もできました。
重複した処理は、何度も使えるように、修正がしやすいように工夫していました。

DOSを使っていた頃もエプソンPC286のラップトップで、モノクロでした。
テキストエディタは快適に使えたし、不自由することなんてなかった。
コンパイルやリンクだって、自分でつくったプログラムには何の不自由もなかった。

転職したら、マッキントッシュがあって、これだってモノクロだった。
グラフィックソフトでも、データベースソフトでも、カラーモデルだったのにモノクロでずいぶん長い間使いました。
マルチファインダーもずっと使わなかったし、もう、プログラミングの必要さえ感じなくなってきていた。

今、その頃に戻っても、不便を感じるのはインターネットくらいかもしれない。
それ以外の大切な楽しい思い出は、かけがえのないものばかりです。ありがとう。




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