抽象論から具体論へ
自分の心の内側を見つめて、それが正しいか間違っているか、その答えを誰かに求めても、答えてくれないかもしれないし、それを訊いてもその答えに自分が納得するかどうかわからない。
でも、本当は、漠然とでもその方向性がわかっていて、それに素直に従っているか、それとも反発して認めないふりをしているか、どちらかの場合が非常に多い。
反発するとき、特に努力をしようとしていて、それができないで苦しんでいるのに、その意志の弱さや、至らなさを指摘されると、反発してしまう。
また、やろうとしていることを既に誰かが実際にやっているとそれを攻撃してしまう。
これが嫉妬心の正体です。
嫉妬心はどこから生まれるかというと、向上心から生まれるのです。その向上心は理想の姿、見本を求めているのです。
そしてその理想に向かうけれども、なかなか近づけない焦りがあるのです。焦りが今度は逆に理想のほうを自分に近づけようとし始めるのです。
だから、心の琴線に触れるものがあったなら、それが今の課題であることが多いのです。
それを避けて通らずに、正面から取り組んでみること。
思いのなかに不平、不満、愚痴などが出てきたら、むしろそれは沈黙して、静かに心のなかを振り返ります。
それらは、他に対してではなく、自分がそれを解決できないことに対する焦りです。
解決ができるのだったら、問題としないのです。
それより解決の道を静かに歩むほうがよい。
今できること、今後できること、自分でできること、協力してできること、あまり焦らないで、できることからやっていくのがいいと思います。
実践するのも、それに常々気が付いていくのも、具体的に課題が出てきたら、チャンスと思ってぶつかってみる。
そうやって生きていくのがいいと思います。
道の途中だから、それが楽しいっていうこともありますね。